AT-FGS5AT-HGSAT-TCGS5AT-BGS4135ページ126ページ103ページ66ページ粉体焼付塗装の特徴9溶剤焼付塗装方式粉体焼付塗装方式溶剤焼付塗装丸形防風板付ベントキャップ(覆い付)ベントキャップ① 溶剤焼付塗装より、 広い範囲の塗装が可能② 溶剤焼付塗装より、 塗装膜厚が厚い代表商品防錆対策により部材の寿命を延ばし、建物の外観を美しく保ちます。メルコエアテックでは、ステンレス製全商品に「粉体焼付塗装」を採用。ステンレス製品は標準品が「耐塩害グレード」です。粉体焼付塗装塗装膜面地金塗装膜面地金ステンレスは、含有成分のクロム元素が空気中の酸素と結合し「不動態皮膜」を作ることで表面の酸化作用(腐食)を防ぎます。しかし、この皮膜にも大気中の鉄分(もらいサビ)や塩分などが付着すると、不動態皮膜を傷つけ、表面に腐食を発生させることになります。当社ステンレス製外壁用部材は、それを防ぐ対策として、「粉体焼付塗装」を全商品に採用。腐食に対する耐力(防錆性)を向上させています。エッジカバーリング塗装方式により、耐力を向上させる塗装膜厚を確保。腐食の発生しやすかった部分の耐力も向上しました。おすすめ用途〈色調は建物の外観にフィットさせるため、シルバーメタリック(5分ツヤ)を採用しています。〉深形フード深形スクエアフード先端部分の膜厚が薄くなりやすく、この部分から腐食が発生しやすい状態① 塗料を溶剤で溶かして塗装。② 乾燥炉で焼付けて塗料を硬化させる。粉状の塗料を被塗物に静電気を利用して付着させ、焼付乾燥を行います。また、塗料は有機溶剤などを用いておらず、顔料や樹脂、添加剤などを細かい粉体に砕いた粉状の塗料を使用する塗装です。粉体焼付塗装は塗料の付着性が悪くなりがちな金属の切断面にもよく付着し、厚い塗膜で腐食耐力を向上させています。一般エリア・塩害エリア・重塩害エリア① 粉状の塗料を表面に付着させる。② この状態で乾燥炉で焼付けて乾燥し 塗料を硬化させる。ポリエステルウレタン樹脂系粉体塗料を採用耐塩害グレード対応0102粉体焼付塗装とは腐食耐力の向上防 錆
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