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遮音性能表の見方

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遮音性能とは

遮音性能とは、屋外から屋内に入ってくる音、または屋内から屋外へ出て行く音を、どの程度遮ることができるかを表したものです。性能の評価方法は下記の2通りの方法があります。

音圧レベル差
音源約90~100dBの音を音源室で発生させ、音源室と受音室で測定した音圧レベルの差を測定し、各中心周波数ごとに表示します。

音響透過損失

空気中を伝わる音を壁などが遮断する性能を、下記の数式を用いて求めます。

音響透過損失(dB) = 残響室間音圧レベル(dB) + 10Log10(試料面積(m2) / 受音側残響室吸音力(m2))


関 連 規 格 JIS A 1416「実験室における建築部材の音響透過損失測定方法」



遮音等級グラフの見方

遮音等級は右記グラフを用いて判定します。
各周波数ごとに求めた音響透過損失が、どのグレードの遮音等級線を下回らないか確認します。
右記グラフの場合、シャッター開時のグラフはT-2等級線を下回らないので、遮音等級=T-2相当と判定できます。
また、シャッター閉時のグラフはT-3等級線を下回らないので、遮音等級=T-3相当と判定できます。
グラフの一部に遮音等級線を下回る部分があった場合、下回る部分の合計が3dB以下であればその遮音等級とみなされます。




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